『D1だじゃれグランプリ』は、世界を救う!

わたしたち日本人は、世界的にも有数のユーモア民族らしい。
なぜなら、一年中で一番大切な日、お正月に
わたしたちは、だじゃれを言って、大笑いしているのです。
たとえば、めで鯛・よろ昆布・豆になる・・・などなど。
これ、全部、だじゃれです。
だじゃれは、わたしたちの生活に根づいているといっても
華厳の滝ではありません。

また、だじゃれは、いわゆる言葉遊びの一つです。
谷川俊太郎、井上ひさしなど、日本語の達人は
みんなだじゃれの名人です。
シェークスピアもルイスもミルンもジョン・レノンも
みんなだじゃれの天才でした。
国語教育においても、
日本語と仲良くなるきっかけとして、だじゃれは
学校のカッコウの「教材」となるでしょう。
笑うこと、ユーモアが、人々の心を暖かくすることを
わたしたちは知っています。
陰湿な今の世の中、まさに最も必要なことかもしれません。

『D1だじゃれグランプリ』は、世界を救う!

D1だじゃれグランプリ会長
中川 ひろたか


☆ 競技規定 ☆

- 参加資格 -

小学生以上、大人までの男女。
負けても泣かないのが条件。

1試合1本勝負。
1回戦は、選手24名でトーナメント。
2回戦は、勝者12名の他に、敗者復活選手2名、会場参加者2名を加え、計16名で戦う。
ただし準決勝、3位決定戦、決勝は、3本勝負とする。

- 競技方式 -

出場選手

主催者による呼びかけにメールやファックス、はがき等で応募された中から、
選ばれた精鋭24名。
なるべく多くの予選を勝ち抜いて出場することが望ましい。

敗者復活選手

1回戦終了後、準審判員の協議により決定する。

会場参加選手

だじゃれ用紙が、入場時、観客に配られる。
観客は自作を書き入れながら観戦し、1回戦終了後、だじゃれちゃんによって回収。
準審判員の協議により出場者を決定する。

*だじゃれちゃん---柔道着・ちょんまげ姿のアシスタントのこと。

準審判員:主審、副審以外3名から構成。
(主審、副審はハーフタイムショウに出演する機会が多いため。)

- お題 -

例えば「くま」「バケツ」「プリン」など無作為、無秩序にD1事務局が選択したお題が、
だじゃれちゃんによって、試合ごとに提示される。

- 持ち時間 -

司会の「スタート」の合図から30秒間。制限時間内に、いくつ考えてもよい。

- 披露 -

だじゃれは、各自、紙に書き、一斉に掲げ、順番に読み上げる。

- 判定 -

主審、副審2名の計3名による判定。
主審、副審は、紅白の旗を持ち、同点の場合は司会兼レフリの判定によって勝敗が決定する。
なんかイマイチのときは、両者に「教育的指導」がくだされ、再試合となる。
それもイマイチの場合は、合わせ技などで勝敗を決する。

- 会場 -

基本的には、各地区の武道館。柔道場で行われるのが好ましい。
フロアにスタイロ畳を敷くのでもよい。

- 賞 -

1位・・・金メダイ
2位・・・銀メダイ
3位・・・銅メダイ(3位決定戦の勝者)
その他・・参加賞

- ハーフタイムショウ -

審判(絵本作家)による「お絵かきショウ」。
その日に披露されただじゃれに、その場で絵をつける。

- D3 -

都道府県大会のこと。

- D2 -

都道府県代表の1位、2位の選手が、全国8つに分けた地区大会に進出。
8つの地区とは、北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地区。

- D1 -

地区大会を勝ち進んだ1位〜3位の選手が全国だじゃれグランプリを競う。


審判員(候補者含む)

高畠 純
(絵本作家)

1948年、愛知県生まれ。愛知教育大学美術科卒業。東海女子大学教授。
1983年、『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)で、
ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。
主な作品に、『ピースランド』、『だじゃれすいぞくかん』(ともに絵本館)
『ペンギンたんけんたい』、『オレ・ダレ』(ともに講談社)などがある。

あべ 弘士
(絵本作家)

1948年、北海道旭川市生まれ。絵本作家。
1972年から25年間、旭川市旭山動物園飼育係として勤務。
現在は退職し、絵本を中心に作品を創っている。
『あらしのよるに』(講談社)で
講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞受賞。

長谷川 義史
(絵本作家)

1961年大阪府藤井寺市生まれ。絵本作家。
2000年「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」
(BL出版)で絵本デビュー。
2003年『おたまさんのおかいさん』(解放出版)で、
第34回講談社出版文化賞絵本賞受賞。
2005年『いろはにほへと』で「第10回日本絵本賞」受賞。
その他、『うえへまいりまぁす』『まんぷくでぇす』『スモウマン』
『えさがしえほん・どこどこどこ』など多数。

荒井 良二
(絵本作家)

1956年山形県生まれ。日本大学芸術学部芸術学科卒業。
1997年に『うそつきのつき』で第46回小学館児童出版文化賞を受賞、
1999年に『なぞなぞのたび』でボローニャ国際児童図書展特別賞を受賞、
『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。
他に『はじまりはじまり』(ブロンズ新社)『スースーとネルネル』(偕成社)
『そのつもり』(講談社)『ルフランルフラン』(プチグラパブリッシング)等。
2005年には、スウェーデンの児童少年文学賞である、
「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を授賞。

有川 裕俊
(絵本館社長)

『だじゃれどうぶつえん』などのだじゃれシリーズや
五味太郎の『さるるるる』などのユーモア絵本で
定評のある出版社、絵本館の社長。

中川 ひろたか
(D1会長・
シンガーソング絵本ライター)

1954年、埼玉県大宮生まれ。
大学中退後、保父として千早子どもの家保育園に5年間勤務。
1987年、みんなのバンド“トラや帽子店”を結成、リーダーとして活躍。
1995年、初めての絵本『さつまのおいも』(童心社)刊行。
1998年、子どもの歌専門レーベル「ソングレコード」設立。
2006年、鎌倉に「SONG BOOK Cafe」オープン。
歌に「世界中のこどもたちが」「ともだちになるために」「はじめの一歩」
「にじ」「みんなともだち」など多数。
絵本は『おおきくなるっていうことは』(童心社)、『わにのスワニー』(講談社)、
『歯がぬけた』(PHP研究所)など多数。
音楽の教科書に、作曲した『世界中のこどもたちが』が、
国語の教科書には、詩『あいうえおのうた』が、掲載されている。

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